ダニ刺されに苦しむ人々に
ダニとの格闘実体験・リアルダニ対策を
お伝えするダニシリーズ第4弾!
おそらく悩んでいる人も多いと思いますが
できるだけダニに刺されないために
ベッドと布団のどっちがいいのか
という問題について
私が行っている寝室のダニ対策も含めて
ご紹介します。
昨年の悪夢のようなダニ刺されから
約1年が経ちましたが、
現在は全くダニに刺されていません。
一番効果的なのは布団乾燥機のダニモード
+布団掃除機によるダニ退治ですが、
ダニに刺されにくい寝室環境作りにも
神経を使っています。
⇒ 布団乾燥機のダニモードでダニ退治できる?もっと早く買えばよかった
ダニはお部屋のいたるところにいるのですが
一番多いのはやはり寝具でしょう。
ベッドか布団かという問題も重要ですが、
ダニ退治のために寝室の環境を整えることも
ダニ対策として欠かせません。
まだダニ刺されの痒みに悩まされている人は
参考にしてみてください。
ダニに刺されたくないならベッド?布団?どっち?
ダニに刺されやすい人はどんな人?
同じ家に住んでいても、ご家族の中で
ダニに刺されやすい人と刺されにくい人が
いるようです。
蚊に刺されやすい人と同じように
ダニに刺されやすい人は、
体温が高い人や汗かきの人が多いようです。
また、男性より女性の方が、
大人より子供の方がダニ刺されの被害に
遭いやすいのは、肌が柔らかいからだとか。
また、アレルギー体質の人はそうでない人
よりもダニに刺されやすいようです。
アレルギーの原因は多種多様ですが、
特にハウスダストアレルギーの人は
ダニに刺されやすいので要注意です。
まさに私自身は子供以外のすべてに
当てはまっており、
ダニに刺されやすいというのも納得です。
- 体温が高い
- 汗かき
- 女性(肌が柔らかめ)
- ハウスダストアレルギー
- (子供の頃から蚊に刺されやすい)
あなたご自身、もしくはご家族に
ダニに刺されて苦しんでいる人、
もしくはダニに刺されやすい人がいたら
積極的にダニ対策を行って
ダニ駆除もしくはダニ予防をしてください。
ダニに刺されやすい人は布団よりベッドがおすすめ
私自身アレルギー体質で
以前にアレルギー検査を行った時は
スギ花粉は全くなく、ヒノキやイネの花粉と
中でもハウスダストに一番反応していました。
その時皮膚科の先生に言われたのが、
「ハウスダストアレルギーを持っている人は
できれば布団じゃなくてベッドに寝てね。」
ということでした。
なぜなら、敷布団を床に直接敷くと
床のホコリを吸いやすいからです。
フローリングでも畳でもカーペットでも
どんなにキレイに掃除しているつもりでも、
床には埃がたまりやすいです。
ホコリはダニのエサにもなるので、
当然ダニも床の埃に含まれている可能性が
あります。
できれば床から高さがあるベッドの方が
床の素材に潜むダニから遠ざかることが
できると言えます。
また、床に敷布団を敷いて寝る場合は
起きた後敷布団をたたんで、
押入れなどにしまうでしょう。
湿気が少ないお家ならまだしも、
湿気が多いお家の場合押し入れなどの環境は
ダニを繁殖させるのに最適です。
朝は時間がない人も多いでしょうから、
寝汗をかいたお布団をすぐにたたんで
押入れ等にしまうのもちょっと…。
かといって、いつも床の上に敷布団を
敷きっぱなしという万年床状態も
ダニを発生させる原因となり
衛生的によくありません。
ダニ対策としてはやはりベッドの方が
良いと言えます。
ダニはベッドのマットレスにもいる!
床からの高さがあるから
布団よりベッドの方がダニ刺されを
避けることができるというのは本当です。
ですが、それは床に潜むダニ対策になっても
ベッドの寝具にもダニは存在しているので
完璧なダニ対策とは言えません。
ベッドならマットレスと布団とどっちが
いいのか、という問題も気になりますよね。
実はベッドのマットレスの中にも
ダニは存在しています。
天日干しでダニは死滅しないことは
先日のダニ記事ですでにお伝えしましたが、
ベッドのマットレスは、乾燥のために
天日干しもできませんし、
厚さがあるので布団乾燥機の熱風も奥まで
届きにくいため、布団よりもダニ退治が
しにくいという欠点があります。
唯一できるとしたら、ダニ対策用の
布団掃除機で吸い取ることは可能ですが、
こちらもマットレスの厚みから
表面に近い場所のダニには有効でも、
奥のダニまで吸い取ることは不可能です。
それらを考慮すると、ダニ対策として
一番良いのはベッドの上に布団を敷いて
寝ることです。
布団にダニが存在していたとしても、
布団乾燥機のダニモード+布団掃除機で
マメにダニ退治がしやすいからです。
つまり、ダニに刺されにくい寝具としては
床に直接敷布団を敷くよりも
床から高さのあるベッドの方が良い、
ベッドの場合でもマットレスより
布団乾燥機と布団掃除機で
ダニ駆除をしやすい布団の方が良い
ということで、もし現在ダニ刺されに
苦しんでいるとしたら、寝室の環境改善に
取り組んでみませんか?
多少お金はかかりますが、
ダニ刺されの痒み地獄でストレスを抱えて
いつ終わるかわからないダニ退治に
四苦八苦するよりは解決が早いと思います。
ダニに刺されにくいベッド&布団の寝室環境作り
湿気の多い部屋でのダニ退治は難しい
現在湿気の多い部屋に住んでいて
ダニアレルギーのお子さんがいたり、
どんなダニ対策を行っても
ちっともダニ刺されが改善されない場合、
もし引っ越しが可能なら
風通しのよい住居に引っ越した方が
よいでしょう。
私が今年引っ越しをしたのは、
第一に隣の部屋の騒音が原因でしたが
第二に昨年初めてダニ刺されに苦しんだからです。
昨年まで住んでいた部屋は
南東向きでしたが1階で割合部屋が暗く、
仕事が多忙でほとんど換気できないのもあり
もともと湿気が多くて困っていました。
ベッドも板張りで、布団も長く使っていて
窓のすぐ前が車通りの多い車道で
布団を干せなかったのも
ダニ発生の原因だったと思います。
昨年布団乾燥機を買うまで、
湿気が多い部屋ではどう頑張っても
ダニ退治はなかなか難しいと実感しました。
一方、現在の部屋は2階で完全に南向き、
風通しがとても良いのでほとんど湿気に
悩まされていません。
寝具だけにダニ対策を行えばよいので
昨年よりずっとストレスがなくなりました。
実際に引っ越し後
一度もダニに刺されていません。
引っ越しは容易にできることではないので、
したくてもできない人は仕方がありませんが
万一、引っ越しが可能な状態であれば
湿度が多い住宅ではなかなかダニ退治は
難しいので、
日当たりと風通しがよく、
湿度が少ない住環境を探して引っ越す
というのも一つの方法です。
ダニ対策には風通しの良い「すのこベッド」がおススメ
昨年ダニ刺されの悪夢に苦しんだ結果、
引っ越し後はできるだけ布団が乾燥できる
すのこベッドが欲しいと考えていました。
布団乾燥機のダニモード+布団掃除機が
一番ダニ退治に効果があると
実体験から何度もお伝えしていますが、
天日干しではダニは死滅しないとはいえ
敷布団は頻繁に布団クリーニングに出せない
ので、天日干しして乾燥させたいですよね?
とはいえ、敷布団をマメに天日干しできる人
も少ないでしょう。
そうなると、ダニ対策としては
できるだけベッドの上に敷いている敷布団も
風通しのよい環境を整えて、
敷布団を乾燥させてあげることが大切です。
その場合、ベッドを折りたたんで
布団を乾燥させられる
布団干しにもなる折りたたみベッドや、
風通しのよいすのこベッドなどが
布団の湿気を取り除くのに最適です。
木材の質によって値段は異なりますが、
高級木材の場合3万円、5万円以上と
いくらでも高額商品はありますが、
安価なら1万円以下の商品もありますし
平均的に1~2万円で購入できます。
私自身は折りたためないすのこベッドで
床下から30㎝以上高さのある脚付きの
ベッドを購入しましたが、
以前よりずっと通気性がよくて
布団乾燥の手間が減りましたし、
ベッドの下は収納BOXを置いているので
スペースも有効利用できています。
ベッドを置くスペースがない場合は、
折りたたんで収納できるすのこマットも
おススメです。
折りたたんで狭いスペースにしまえるし、
布団干しにも使えるすのこマットは
湿気対策に最適で
ダニだけでなくカビ予防にもなります。
ベッドほど高さがなくても、
直接床に敷布団を敷くのとは異なり
通気性があるのでダニ対策に効果的です。
こちらのすのこマットなら
5,000円以下の商品も多数あります。
敷布団を外で天日干しできなくても、
窓側の日当たりの良い場所に置いて
布団の湿気を取り除くことができます。
ダニ対策としての効果を考えれば
どれもコスパは最高だと言えるでしょう。
ダニ対策の基本はベッドの上に除湿シート、その上に布団
ダニは湿気の多い場所が大好きです。
ベッドの通気性を高くした上で
さらに湿度を減らすためにおススメなのが
「除湿シート」です。
人間は寝ている時も汗をかき、
毎晩コップ1杯分、2杯分とも言われます。
目には見えませんが、その汗が毎晩
お布団に吸い込まれていることを考えると、
どれだけ布団が湿気を含み、
ダニ繁殖に貢献してしまっているか
わかりますよね?
そんなお布団の湿気取りに効果的なのが
除湿シートです。
除湿マットとも呼ばれる除湿シートは
様々な種類があります。
すのこタイプのものや洗濯可能なもの、
天日干しで何度も使えるものなどなど
素材によって使い方は異なるので
きちんと使用方法を守って
布団の湿度を最大限取れるように
効率的に使ってください。
私はすのこベッドの上に1枚目の除湿シート
を敷いて、その上に敷布団を敷いています。
こちらは洗えないタイプで
センサーの水色がピンク色になったら
天日干しをして何度も使っています。
敷布団をベランダの物干しざおに干すことは
なかなかできませんが、
除湿シートなら軽くて取り扱いも簡単、
晴れた日にマメに干すことも可能です。
敷布団は折りたたみベットを布団干しに
使って、風通しのよい窓側で干したり、
布団乾燥機を使うことで乾燥したりして
除湿マットと合わせて使うと
除湿効果がUPしてダニ対策になります。
もちろん、防カビのための除湿にもなり
消臭や結露防止の効果もあります。
布団を敷いて寝ている人は
すのこベットであっても
除湿シートを敷いた方がよいでしょう。
私は敷布団の上にもシリカゲルタイプの
除湿シートを敷き、
その上に薄い低反発マットを敷いています。
つまり、除湿シートは違うタイプのものを
2種類使っていますが、
汗かきのせいもあってすぐにセンサーが
天日干しするように知らせてきます。
快晴の日に外に干すとアッという間に
センサーが水色に戻り、
除湿可能な状態に再生されます。
ぐんぐん湿気を吸収してくれると思うと
天日干しも楽しくてマメに干せますよ。
”防ダニ”を強調している除湿シートは
少ないですが、
直接的にダニ退治ができないとしても
ダニ繁殖の原因となる湿度を減らすことは
大いにダニ対策になり得ます。
ダニを寄せ付けにくい布団の素材は?
昨年のダニ刺されに心身参ってしまった私は
引っ越しの際に布団を買い替えることを
決めていました。
できるだけダニを寄せ付けない素材が良いと
考えて、いろいろ調べましたが
きちんとしたデータを表示して
どの素材が一番防ダニ効果があるか示された
記事は見つかりませんでした。
しかし、寝具の専門家の人が書いた記事では
キャメルが一番吸湿性と放湿性が高く、
湿度調整ができて、かつ暖かいとありました。
他にもいくつか防ダニとしては羊毛より
キャメルを推奨する記事を見つけ、
キャメルウールの敷布団に決めました。
実際に約半年間使用していますが、
以前の敷布団よりも蒸れないと感じます。
今年の梅雨時期もかなり長い間
じめじめしましたが、
梅雨の期間に布団乾燥機のダニモードを
使用したのはたった1回で、
その他はすのこベッドの上で敷布団だけを
乾燥させる程度で
あまり布団の湿度は気になりませんでした。
夏もたくさん寝汗をかきましたが、
布団特有のじめじめ感はありませんでした。
6~9月の最もダニの多い季節を乗り切れたら
ダニ対策敷布団として十分に合格です。
さすが、厳しい自然で生きるラクダの毛は
思った以上に良いですね。
湿度を吸収し、その湿度を放出する機能が
ダニ予防には最適ではないでしょうか?
ダニが好むシーツとは?
あまり気にしていないかもしれませんが、
ダニ予防のための寝具選びで
注意が必要なのはシーツです。
ダニに刺されやすい人は汗かきの人なので
汗を吸収しやすい素材を選ぶというのも
大切なのですが、
もっと大切なのは
パッド式のシーツではないものを選ぶ
ということです。
綿100%で冬は暖かく、夏はサラッとという
キャッチフレーズで「防ダニ加工」とか
「抗菌」と書かれているので
これまではどちらかというと
敷きパッドを好んで選んでいたのですが、
実はこのような縫い目にダニが潜むため
シーツは無地で縫い目のない方が良い
そうです。
確かに洗いやすく、肌にも優しく、
素材としては問題ないのでしょうが
この縫い目の間などにダニが隠れやすいので
とにかくダニを徹底排除したい人は
避けましょう。
寝具のダニチェック検査器などを使用すると
このようなシーツの縫い目から
たくさんダニが発見されるそうです。
それを知ってから、
私は古い敷きパッドを捨てて
無地の綿100%シーツに買い替えました。
敷布団の縫い目などにもダニは潜んでいる
ようです。
布団掃除機をかけるときは
縫い目の間も念入りに吸引しましょう。
いかがでしたか?
ダニのせいで安眠できていない人は
まだ取り組んでいないダニ対策に
トライしてみてください。
これまでのリアルなダニ実録に関しても
包み隠さずご紹介していますので、
こちらをご参照ください。
まとめ
ダニ対策としてはベッドの上に布団を敷いて寝るのが一番良いのね。寝ている時はたくさん汗をかくし、ダニは湿気が大好きだから除湿を徹底して寝室環境を整えることが重要ね。
そうだね。僕も前の住居が日当たりも悪いしじめじめしててダニ刺されに苦しんだから、結局引っ越したんだ。引っ越しは無理でも、徹底してダニ対策を行うとダニ刺されの苦しみから解放される可能性が高まるから、できる範囲内でダニ対策を徹底してみることをおススメしたいな。