どんなに美肌の持ち主でも
その人なりのお肌の悩みを抱えているもので
「シミ」「しわ」「たるみ」が
お肌の3大悩みだと言われますが、
その中でも特に、自分自身でも、
他の人から見ても一番年齢を感じさせるのは
「シミ」だそうです。
だから誰もができるだけシミを作りたくない!
しみの原因は老化だけではありません。
いまやお肌の常識ですが、
シミの原因で代表的なものは紫外線です。
10代の頃に外で元気に部活に励んでいた人が
20代になってしみが出始めるというのは
よくある話で、若くてもシミはできます。
ですから、年齢に関わらず
シミに悩んでいる人は多いのです。
確かに紫外線は大敵ですが、
すでに知識が豊富に出回っていて、
対策や予防もそれなりにできるでしょう。
注意が必要なのは、紫外線以外にも
シミを作る原因があるということです。
実際に身近に潜むしみの原因には
どんなものがあるのでしょう?
紫外線以外のシミの原因①ニキビや吹き出物の跡
実際、私の頬にシミが出始めたのは
26歳の頃です。忘れもしません!
私は大学生の頃から大人ニキビに悩まされ
社会人になってからは
ストレスで顔面一体が大きな吹き出物に
覆われるという悲劇を味わいました。
20代の若い女性にとっては深刻な悩みです。
ですから、社会人1年目からエステに通い
同時に皮膚科にも通って内服薬も服用していました。
が、一向に治らず…
やっと顔から大きな吹き出物が消えたのは
26~27歳頃でした。
それと同時にシミが登場したのです。
長年大人ニキビと闘ってきて、
やっとその苦しみから抜け出せたと思った
矢先にまた新たな不幸が!
初めてシミを発見した時は
まさにこんな感じでしたよ。
皮膚科の先生にはあっさり、
「あーっ、ニキビ跡の色素沈着だね。」と
言われました。
ニキビや吹き出物を自ら潰さなくても
重症の場合は化膿してつぶれてしまいます。
それらはいわば傷跡なので、
治る途中で紫外線を浴びると色素沈着して
しまうそうです。
ストレス等で大人ニキビに悩んでいる方は
絶対に潰さないようにしましょう!
もし化膿してつぶれてしまったら
紫外線を当てないように注意してください。
私は20代の頃テニスやスキーに明け暮れて
一年中紫外線を浴びまくりでした。
もちろん日焼け止めは常に塗っていましたが
大人ニキビや吹き出物が繰り返し出てくる
凸凹肌では日焼け止めで
十分なUVカットができなかったようです。
対策としては、
大人ニキビを早く治療すること、そして
できるだけニキビ跡を作らないことです。
わかってます。
本当に心から何よりそう願っているけれど
なかなか治らないんですよね。
本当にニキビに悩む人の気持ちは200%
わかります。
お金も時間もどれだけ費やしてきたか、
ニキビトークなら負けない自信があります。
でも大人ニキビに悩む全員が私のように
重症ではないでしょう。
軽症の人はシミ予防は可能だと思います。
しみにはビタミンCが効果的なので
ビタミンが豊富な果物や野菜を
積極的に摂取することも忘れずに!
ビタミンCは過剰摂取分は流れますので
量が足りない場合はサプリでも
OKですよー。
最近はビタミン注射や点滴、
高濃度ビタミンC導入体化粧水などもあるので
自分のシミの状態に合わせて
できるだけ早く対処しましょう。
紫外線以外のシミの原因②古い化粧品の色素沈着
ある化粧品会社の人が言っていました。
「古い口紅を使っている人は
唇の色がどす黒くなるんですよ。」と。
友達からもらった海外のお土産の口紅、
使わなくなって何年経ちましたか?
そんなリップスティックを
数本持っている方は今すぐ捨てましょう!
口紅だけでなく、
基礎化粧品はもちろんのこと
チークやアイシャドーも
古い物を使っているとしみの原因になるそうです。
以前美意識の高い
カルチャーセンターの先生は
「ほお紅は色素沈着でシミになるから
私は使いません。
自然に赤くなる美肌が一番よ!」
とおっしゃっていました。
確かにその先生は50代でしたが
色白で透明感のある美肌で
ほんのりピンク色のほっぺでした。
チークなどは古くなくても、
顏の比較的広い範囲に塗るので
色が残りやすいとのこと。
もちろん毎晩クレンジングで落している
のですが、強い化学製品の場合
発色をよくしている分落ちにくく、
お肌のキメ細かいところまで入り込んで
色素沈着が起こりやすいのです。
ですから、お肌が弱い方は
肌に合わない強い化粧品でも
シミができやすいそうです。
その話を聞いてから、私はチークと
アイシャドウは自然素材のものを使用する
ようにしています。
また、香水などを耳の後ろに直接
付ける方も要注意です。
いつの間にか耳の後ろが
シミのように黒くなっていることもあるとか。
このような色素沈着が蓄積された部分に
紫外線を浴びると間違いなく
シミが登場しますので気を付けてください。
紫外線以外のシミの原因③ゴシゴシ洗顔
以前大人ニキビの洗顔について
記事を書きましたが、
ニキビの有無に関わらず、
美しい肌には洗顔が重要です。
美意識過剰なあなたなら、
100も承知ですよね!?
ごしごしと必要以上に力を入れて
洗顔してしまうと、
デリケートなお肌はこすれてしまいます。
エステサロンで、洗顔の際にお肌は茹でた
トマトだと思って扱うよう言われました。
ボイルされたトマトは当然摩擦に弱く、
乱暴に扱うとすぐに皮がむけてしまいますよね?
人間のお肌もあれくらい弱いものだと…。
ですから、ごしごし洗う摩擦で
こすれてしまった弱い肌が
紫外線を浴びたり、
さらに刺激を受けたりすると
やっぱりシミになってしまうそうです。
つまりは虫刺されで痒くて掻いたりして
跡が残ってしまうとシミになるのと
同じ原理ですね。
やさし~く泡で包み込むように
洗顔して、十分に保湿してあげて
お肌をいたわってあげてください。
水分不足のお肌はキメが乱れ、
ダメージを受けた状態で
十分に肌を守ることができませんから
メラニン色素が沈着して
しかも落ちにくくなってしまいます。
正しい洗顔方法で
シミができにくい美肌作りを!
紫外線以外のシミの原因④ターンオーバーを乱す生活習慣
紫外線以外といいながら、
結局①~③まですべて紫外線が絡むと
さらにシミができやすくなるという
悪循環が起きています。
最後に、①~③に加え、④の悪しき生活習慣が
重なると最悪…というのが、
誰もがお肌に悪いこととして認識している
以下のようなことです。
- 喫煙
- 栄養バランスの悪い食生活
- 暴飲暴食
- 寝不足
- ストレス
- 運動不足
なぜこれらがシミの原因としてあげられる
かというと、
お肌の細胞が生まれ変わるための
ターンオーバーの周期を乱してしまう
危険性があるからです。
シミができたとしてもまだ薄いシミなら
お肌が生まれ変わる際に上に押し上げられ、
はがれて消えてしまう可能性があります。
ターンオーバーが順調なら、
その可能性は高いでしょう。
しかし、上記のような生活習慣は
ターンオーバーの周期を乱す恐れがあり、
お肌の生まれ変わりが遅くなると
シミが上に押し上げられるどころか
皮膚の下の方の真皮近くに蓄積されていって
シミ予備軍と一緒にくっついて
さらに大きなシミや濃いシミになる危険性が
高まるためです。
以上、若くても気を付けるべき
紫外線以外のシミの原因を挙げてみました。
しみはある日突然できるものではなく、
シミ予備軍としてお肌の奥に蓄積されていて
ある日表面に出てくるものです。
老化や紫外線以外にもシミの原因があることを知り、
今の自分にできる対策から実行し、
シミ予備軍を増やさないように注意しましょう。
まとめ
シミって言葉を聞くだけで鳥肌立つわ。紫外線以外にも原因があったなんて怖い!早く対策しなくちゃ。
シミの原因は紫外線以外にもあるのは納得。とはいえ、やっぱりどれも紫外線が絡んで悪化する感じだから日焼け止めは1年中欠かせない。