秋冬も日焼け止めを塗らなければダメ?SPF値はどのくらいが適切?

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秋や冬でも日焼け止めを塗っていますか?

夏から秋になり、涼しくなってくると
紫外線対策を怠ってしまう人もいるようです。

「だって、もう秋でしょ。
日焼け止めなんて必要ないよ。」

という軽い油断がお肌を老化させ、
シワやシミを作ってしまう原因となります。

男女問わず
秋冬であってもUVケアが重要です。

1年中日焼け止めを塗らなければならない
となると、

季節によってSPFの数値はどのくらいが適切
なのか
知りたくありませんか?

紫外線の量が多い春夏と、
比較的紫外線の量が少ない秋冬では

日焼け止めのSPF値に
差を付けた方がよいのでしょうか?

ついつい油断しがちな秋冬のUVケアについて
正しい知識を身に付けて
オールシーズン美白を目指しましょう。

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「秋冬は日焼け止めを塗らなくてもいい」は大きな間違い

秋冬の紫外線は意外と多い!日焼け止めは必須

以前化粧品関連の会社で
アルバイトしていた経験がありますが、

9月、10月ともなると
とたんに日焼け止めクリームなどの
売り上げが下がるのに驚きました。

私は元々大人ニキビに長年悩み、
ニキビができなくなってからは
ニキビ跡のシミに悩んでいたので、

シミを増やさないためにも
1年中365日日焼け止めを使用しています。

皮膚科の医師に
1年中季節や天気に関わらず
日焼け止めを塗るように言われた
からです。

月によってどのくらい紫外線量があるのか
気象庁のホームページで調べてみました。

日積算UV-B量の月平均値の数値データ表から
日積算UV-B量の月平均値(1997年~)の

2018年~2020年の発表月までの数値を
棒グラフにしてみました。

月別紫外線量

出典:気象庁ホームページ「日積算UV-B量の月平均値(1997年~)」観測地点:つくば(Tsukuba)2018年1月~2020年6月

9月や10月は紫外線量がまだまだ高く、
真冬も紫外線は0ではありません!

晴れの日だけじゃなく、曇りの日も
紫外線は降り注いでいることを
ご存知ですよね?

ですから、秋冬も含めて1年中
お肌を紫外線から守ってあげる
=UVケアを行うことが必要
なのです。

日焼け止めのSPFとPAとは?違いは何か知っている?

上記でご紹介した気象庁のUV-B量ですが、
具体的に紫外線の何を指しているか
わかりますか?

気象庁ホームページの用語解説によると
以下のように説明されています。

紫外線は波長により、A領域(UV-A;波長315~400 nm(ナノメートル))、B領域(UV-B;波長280~315 nm)、C領域(UV-C;波長100~280 nm)に分けられる。UV-B量は、B領域の波長範囲の紫外線強度を積算して求めた量。

出典:気象庁「オゾン層・紫外線の知識」UV-B量

一般的に地上に届く紫外線は
UV-AとUV-B
だと言われています。

日焼け止めクリーム等にSPFPAというのが
表示されているのを見たことがありますよね?

SPFというのは
Sun Protection Factorの略でUV-B防止効果

PAというのは
Protection Grade of UVAの略で
UV-A防止効果を示したものです。

UV-Bとは?

UV-B波はお肌の一番上にある表皮で吸収され
皮膚に炎症を起こします。

日焼けしたら皮膚が赤くなったり、
ひどいと水ぶくれになったりしますよね?

皮膚が紫外線で炎症を受けると、
メラニン色素が増えて黒く変化します。

通常はターンオーバーの作用により、
剥がれ落ちて元の肌色に戻りますが

慢性的に日焼けを繰り返すと、シミやしわが
出やすくなる
ので注意が必要です。
また、皮膚がんの原因になることもあります。

日焼けトラブル

UV-Aとは?

UV-A波はお肌の一番奥にある真皮まで届き、
皮膚にダメージを与えます。

お肌の老化を促進し、弾力や潤いを低下させ
しわやたるみなどをもたらします。

実は曇りの日や室内でも紫外線の影響がある
ので日焼け止めが必要だ
と言われるのは、
主にUV-Aを指しています。

UV-A波は雲や窓ガラスも透過するためです。

日差しを浴びて赤くなる前に、
すぐ黒くなる場合はUV-Aによる日焼けです。

秋冬の日焼け止めはどのくらいのSPF値が適切?

通常SPFは10~50の数値で表され、
50以上は50+と表示されています。

目安とされているSPF数値は以下です。

  • SPF10~20:日常生活(買い物や洗濯物干し等)
  • SPF20~30:屋外でのレジャー活動
  • SPF30以上:マリンスポーツやスキー等紫外線が多い場所でのレジャー活動

PAは+で示され、
+<++<+++<++++
と、+が多いほど防止効果が高いとされます。

こちらもSFP数値と比例して目安は以下です。

  • PA+~++:日常生活(買い物や洗濯物干し等)
  • PA++~+++:屋外でのレジャー活動
  • PA+++以上:マリンスポーツやスキー等紫外線が多い場所でのレジャー活動

秋冬は日常生活の場合、
SPF10~20、PA+~++程度の日焼け止めで
問題ないでしょう。

外出が多い場合はワンランク上の
SPFとPAを選ぶ方がよいと思います。

冬にスキーに行く場合は
SFP数値もPAも出来るだけ高い方が安心です。

しかし、どのシーズンでも
日焼け止め効果は2~3時間しか持続しないようです。

汗をかいたり、ハンカチやタオル等の摩擦で
日焼け止めが落ちてしまうことも多いです。

また、塗る量が足りなかったり、
塗りムラがあると、せっかく日焼け止めを
塗っていても十分な効果が得られません。

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適切な量を守り、しっかりとムラなく塗り、
最低2~3時間おきに塗りなおすことが
日焼け止め効果を得るための必須条件です。

炎天下の日は日焼け止めに限らず、
日傘や帽子などを用いて
紫外線を徹底的に避けることも大切です。

飲む日焼け止めを併用すると美容効果UP!?

このように秋や冬にUVケアを怠ると、
紫外線のダメージを受けて
お肌が老化する原因となります。

男性は化粧をしない分
紫外線を気にしない人も多いようですが、

いつまでも健康で若々しい肌でいるためには
スキンケアに男女差はありません。

秋冬だからといって油断せず、
日焼け止めは日常的に使用しましょう。

時代はすでに進化していて、
日焼け止めは顏や肌に塗るだけではなく
「飲む日焼け止め」もかなりの人気です。

お肌の表面(外側)はこれまで通り
日焼け止めクリームやスプレー、ジェルなど
を塗って紫外線を防ぎ、

体の内側からも美容と健康を促して
年齢や季節に関わらず

紫外線に負けない体づくりを目指す人が
増えているようです。
お肌も体の一部なので納得です。

秋冬に日焼け止めを使用する際の注意点

秋冬の日焼け止めは日常生活ならSPF値低めでOK

どうして秋冬になっても日焼け止めを
塗り続けないといけないか、というと

これまで見てきたように
紫外線がシミ、しわ、たるみ等の原因になる
からです。

紫外線を浴びると、お肌はダメージから
自分を守るためにメラニン色素を生成します。

ターンオーバーが28日の20代までなら
どんどんお肌が生まれ変わり、

メラニン色素も古い角質と一緒に
約1カ月で剥がれ落ちます。

しかし、老化が始まるのも20代から!

30代以上になると、
どうしてもターンオーバーは遅れがちです。

ターンオーバーの周期は年齢によって違う!年代別肌再生周期の真実
ターンオーバーの周期は28日だと思っていませんか?実際には、年齢別にターンオーバーの周期は異なります。生活習慣やストレスなどで個人差はありますが、年齢別ターンオーバー周期を知って、お肌が正常に生まれ変わるようにターンオーバーを整える心がけが大切です。

ですからメラニン色素がシミ予備軍として
真皮に蓄積されて、
ある日突然しみとなって表面化する
のです。

そのため秋冬も日焼け止めは毎日必須ですが
日焼け止め自体が肌に負担を与える点にも
注意が必要です。

SPFやPAの効果が高い日焼け止めほど
肌に負担をかけ、
毛穴を詰まらせてしまう原因にもなります。

しっかり日焼け止めを落さなければ
日焼け止め成分が毛穴の奥に汚れとして
残ってしまいかねないので、

クレンジングや洗顔を
丁寧に行わなければなりません。

しかし、秋冬はお肌が乾燥しているので
必要以上に肌を摩擦して
傷付けてしまう恐れもあります。

ですから、スキーなどの強い紫外線を浴びる
スポーツやレジャーの時は別ですが、

秋冬の日常生活ではSPF値が低い日焼け止め
を選んだ方が、
肌への負担が少ない
でしょう。

日焼け止め

また、日焼け止めも種類が豊富なので
秋冬の乾燥した肌に合う保湿効果の高い
日焼け止め
を選ぶのもいいですね。

他にも、あまりのびない日焼け止めだと
肌を摩擦してしまうので

よくのびる日焼け止めの方が
お肌への負担が少なくて済むでしょう。

秋冬は日焼け止めを落したらしっかり保湿

秋冬はお肌が乾燥しているので、
紫外線ダメージを受けると、
さらにお肌を乾燥させてしまいます。

秋冬に日焼け止めを使わないということは
カラカラに乾いたお肌の上に
思いっきり紫外線を浴びて

カラッカラ、もしくはガビガビの砂漠に
させてしまうようなものです。

砂漠にお水をあげてもすぐには潤いませんよね?

同じように、ガビガビに乾燥した肌には
どんなに優れた化粧水や乳液や美容液も
浸透しにくい
のです。

ですから、秋冬は特に洗顔できれいに
日焼け止めを落して、

まずは乾いた肌を十分保湿し
美容成分が真皮に届くようにしっかりと
潤いを与えてあげることが重要です。

保湿

潤いがない乾燥したお肌は
しわになりやすく、
弾力も失われてたるみになりやすいです。

どの季節も美肌の基本は潤いのあるお肌です。

秋冬は日焼け止めを使うだけでも
お肌の潤いを奪ってしまうので

毎日きれいに落して
しっかり保湿することが重要です。

万一日焼けしてしまった場合は
いつも以上に十分保湿してお肌を労わって
あげてください。

まとめ

秋冬も日焼け止めが必要なんて知らなかった!スノボの時は塗っていたけど、そういわれると冬でも焼けるよね。SPFはいつもMAXのを買っていたけど今後は数値にも気を付けるようにしよう。

秋冬は肌への負担を減らしたいから日焼け止めを塗らないという友達もいるけど、それだと逆効果よね。最近はテレワークで在宅が多いけどしっかり日焼け止めを塗らないとしみになっちゃうから気を付けないと!SPFもPAも参考にして、季節やシーンによって日焼け止めの使い分けが大切ね。

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