引っ越し手続きで優先すべき○○○○の予約！2週間を切ると命取り！？

引っ越しには手続きがつきものです。

しかし、初めての引っ越しだったりすると
何から始めて良いのか
優先順位が分からなかったりします。

特に社会人で仕事が忙しいと、
たとえ一人暮らしの単身引っ越しであっても
平日に休むことが難しかったりして
手続きはなかなか大変です。

引っ越し業者さんからいただく
引っ越し手続きリストにはオーソドックスな
手続きがリスト化されています。

基本として、転居日（引っ越し日）の
2週間前から現在居住している市区町村役場
への転出届受付が始まります。

転居後は2週間以内に新住所の市区町村役場
へ転入届を提出しなければなりません。

実は転出届より優先すべき（！？）手続きが
あったことに先日気が付きました。

実際私は現在引っ越し準備を行っていますが
あと1半日遅ければ危機でした！

引っ越しの盲点！

実は命取りになりそうな手続きが
ギリギリセーフで間に合って
ホッとしたところです。

引っ越しのオフシーズンなら問題ないかも
しれませんが、

引っ越しシーズンピークの2～3月は
要注意です！！！

引っ越しの手続きは住所変更だけではない！優先事項は2週間以上前に忘れずに！

引っ越しの手続きリスト・スケジュール【一人暮らし・単身】

ご家族で引っ越しの場合、
特にお子さんがいるご家庭では
保育園や幼稚園、小中学校など
転校の手続きが最重要になってくるでしょう。

ここではあくまで、一人暮らしの
単身引っ越し手続きに限定させていただき、
一般的な引っ越し手続きスケジュールと
その方法をまとめてみました。

実施日	手続きの種類	方法	届け先	ネット可否
引越2週間～1ヵ月以上前	ネット回線・プロバイダ契約	引っ越し手続きor解約して新契約	現在利用している契約先会社、今後契約する新会社	○
	不用品処分・粗大ごみ回収予約申し込み	各市区町村で決められた方法による（有料・日時指定ありの場合が多い）	現住所の役所担当窓口	市区町村による
	郵便物転送	郵便局の所定用紙に記入して提出or投函（捺印あり） ※転送開始日を記入できるので早めでもOK ※NHKへの住所変更連絡も同時に可	現住所の所轄各郵便局	×
引越2週間前～	住民移動・転居届	所定用紙に記入し、捺印して提出 ※身分証明書、印鑑持参（住民基本台帳カードまたはマイナンバーカード）	現住所の市区町村役場	×
	印鑑登録	転出届提出後、転居日以降自動消滅 ※印鑑登録カード等もあれば持参	現住所の市区町村役場	×
	（加入者のみ） 国民健康保険	現住所の資格失効手続きを行う ※印鑑、国民健康保険証持参	現住所の市区町村役場	×
	（加入者のみ） 国民年金	住所変更を行う ※印鑑、国民年金手帳を持参	現住所の市区町村役場	×
引越の3営業日前までに	ガスの使用中止・開始	電話orネットにて連絡 ※供給地点特定番号・お客さま番号等が必要なのでご使用量のお知らせ（検針票）を手元に準備 ※ガスの開始には立ち合いが必要なので早めに連絡（引越しピーク時は都合のよい日時が予約できなくなるため）	ガス会社	○
引越の3営業日前までに	電気の使用中止・開始	電話orネットにて連絡 ※供給地点特定番号・お客さま番号等が必要なのでご使用量のお知らせ（検針票）を手元に準備	電気会社	○
引越の3日前までに	水道の使用中止・開始	電話orネットにて連絡 ※水道・下水道使用量等のお知らせを手元に準備 ※中止は3日前～1カ月先まで選択可、開始は転居日月の前後月合わせて3ヵ月から選択可（東京都）	所轄水道局	○
	（対象者のみ） 水道・ガス・電気料金の精算	自動引き落とし等で支払っていない場合、使用中止・開始の手続きと同時に確認（当日回収に来てくれる場合もあり）	所轄水道局・ガス会社・電気会社	△
引越当日	現住居の退去立ち合い 鍵の返却	解約手続き後、引っ越し日時の決定連絡をする際に退去時の立ち合いについても決めておく ※土日が引っ越し日で管理会社が平日のみ受付の場合、鍵の返却や敷金返金について詳細は要相談	現住居の管理会社	×
	新居のガス開栓立ち合い	ガスの使用中止・開始手続き時に同時に行う	ガス会社	○
引越後2週間以内	住民転入届	所定用紙に記入し、捺印して提出 ※旧住所の転出証明書、身分証明書持参 （住民基本台帳カードまたはマイナンバーカード）	新住所の市区町村役場	×
	印鑑登録	所定用紙に記入し、捺印して提出 ※印鑑持参	新住所の市区町村役場	×
	（加入者のみ） 国民健康保険	新住所での入会手続きを行う ※印鑑、国民健康保険証持参	新住所の市区町村役場	×
	（加入者のみ） 国民年金	住所変更を行う ※印鑑、国民年金手帳を持参	新住所の市区町村役場	×
引越後早めに	運転免許証	所定用紙に記入して提出 ※運転免許証、新住所への転居が証明できるもの	新住所の所轄警察、運転免許試験場	×
	勤務先への住所変更届	電話やネット等各勤務先の方法による	人事部等の担当	勤務先による

その他引っ越し前後に住所変更や手続きが必要なもの

• ペット
• 自動車（バイク）の登録
• 保険関係
• 証券
• 銀行（ネットバンク含む）
• クレジットカード
• 国民年金基金
• NTT固定電話
• NHK受信料
• 新聞・牛乳・米屋・酒屋・クリーニング等
• ネットショッピングサイト等
• 携帯電話キャリア
• その他会員登録しているサービス等

引っ越し手続きで優先！2週間前では遅い「粗大ごみ」回収予約

引越し手続きでつい後回しにしがち、
もしくは忘れがちなのが
粗大ごみの回収予約ではないでしょうか。

1か月以上前に予約しておければ
全く問題はないでしょう。

私の経験から2週間前ではギリギリ！
遅くとも3週間前には
予約が終わっていなければ危険です。

粗大ごみを捨てられず、
不法投棄もできないので、やむを得ず
引っ越し時に新居に運ぶことになっても
悲しいですよね。

以下は私のドキドキ体験記です。

引越し業者が決まり、引っ越し日時確定後、
少しほっとして油断をしていました。

引越しはやることが多く、比較的短期間で
てきぱき進めていかねばなりません。

きちんと優先順位をつけて、
やらなければならないことをリスト化し、
いつ行うかプランを立てておきましょう。

そうしなければ、思わぬ大失敗を
してしまう危険性があります。

私は今回「粗大ごみ回収」の予約電話を
したのが、引っ越し日の15日前でした。

運良くギリギリセーフで間に合いました！

もし後30分電話が遅ければ、引越し時に
粗大ごみを捨てられないところでした。

あ～っ、冷や汗ものです。

原因は、最初引っ越し業者を探す際に
引越しと同時に不用品回収もしてくれる
業者を探していて、

不用品回収業者に買い取ってもらうか
市区町村の有料粗大ごみ回収サービスを
利用するか、

決めるのが遅くなってしまったからです。

結果としては、不用品回収業者に見積もりを
してもらったところ、買い取り金額より
出張費の方が高くなりそうだったので断念！

それで急いで役所に粗大ごみ回収予約の
電話をしたら、な、なんと…引っ越し日前の
平日はすべて予約いっぱいの状態。

有料とはいえ土日の回収はないので、
次の予約可能日候補は引っ越し日の翌々日の
月曜日、量が多ければNGの可能性もあり、
無理なら水曜日になると言われました。

担当者の方が予約状況を調べてくれている間
本気で心臓がバクバクしていました。

本来退去日から2日後の月曜日でもNGでしょう。

でも、粗大ごみがマンションのごみ置き場に
置かれたままの2日間が土日なので、

通常のごみ回収もなく
まだ罪悪感は少なくてすみます。

しかし、粗大ごみ回収が翌水曜日になれば、
土曜日の引っ越し時に粗大ごみをマンション
のごみ置き場に出して、4日間もゴミたちが
放置されてしまうことになります。

そうなると退去後なので管理会社の許可が
必要となり、敷金からマイナスされてしまう
かもしれません。

粗大ごみ回収は有料、つまり必要金額の
シールを購入し、氏名を記入して貼って
おかなければならないので恥さらしです。

それは何とも後味の悪い立ち去り方で、
有終の美が飾れません。

粗大ごみの量とサイズから翌月曜日回収の
予約が取れて、本当にホッとしました。

特に引越しシーズの2～4月は粗大ごみ回収の予約が殺到するそうで、必ずしも希望日に粗大ごみを出せるわけではないのです。

予約の電話が通じるまでにも
結構時間がかかりました。

インターネットでも予約可能ですが、
返事が来るまでに少し時間がかかるので

予約がギリギリになってしまった場合は
電話をかけることをおススメします。

インターネットで申し込んで、
翌日NGのお返事が来ると、ではどうするか？という対応策を練るのも遅れてしまいます。

以上のことから、引っ越し日が決まったら
なるべく早く粗大ごみ回収の予約を行うこと
をおススメします。

引越し手続き事前必須！郵便物転送で住所変更が遅れても安心

引越しに伴い、さまざま住所変更届が必要で
つい忘れてしまうものや遅くなってしまう
手続きも出てきてしまうかもしれません。

特に忙しい社会人の場合は、
現住所の所轄郵便局へ郵便物転送の手続きに
行くのを忘れないようにしましょう。

郵便物転送は1年間有効ですが、
いつから開始するか記入できるので
早めに行うことも可能です。

郵便物には個人情報そのものなので、
引っ越した後も旧住所にクレジットカードの
請求書が届くなんてことは避けたいですよね？

実際に私の友達は前の住人が郵便物転送の
手続きを忘れたらしく、
しばらく請求書などが届いていたとか。

善人なら見ないでしょうが、
前住人の個人情報を見てしまう人も
いないとは限りません。

また、引越し後に様々な住所変更届の中で
つい忘れてしまったものがあったとしても、
郵便物転送の手続きをしておけば
新住所に郵便物が届くので対応可能です。

自分自身と自分の個人情報を守るためにも
郵便物転送の手続きは
忘れずに必ず行ってください。

まとめ