カニのブランド化が年々進んでいます。
もともと地域ごとに「地名+ガニ」
と名付けられた異なる種類のかにたちが
各地域の人々に愛されてきました。
しかし、ブランドが増え、かにが高級化し、
ブランド対決も激化しつつあります。
その地域の人だけではなく、
ふるさと納税やネットショッピングを利用し
日本全国どこのブランドカニも家に届けてもらえるようになりました。
とはいえ、やはり蟹は冬!
旬の季節にその地域特有のカニを
楽しみたい人も多いでしょう。
高級かにを食すツアー、カニの食べ放題、
各地域のかに食べ比べなど
カニを味わう食ツアーも年々レベルアップ!
さて、今シーズンはどのように
カニを楽しみましょうか?
カニのブランド化、地域ごとに味自慢
カニをブランドにして地域活性化
冬の食材として絶大な人気を誇る、カニ!
松葉がにや越前がになら聞いたことがある
けれど、間人がにや浜坂がにと聞いても
まだピンと来ないという方も多いでしょう。
最近では同じカニの種類でも
上記のように水揚げ地の違いにより
ブランド化されるカニが増えています。
その目的はただ一つ。
カニが美味しいことをアピールして
観光客を集めたいから!
つまり、地域ぐるみの「町おこし」です。
温泉のある土地ならなおさら喜ばれます。
美味しいカニが食べられて、
温泉でくつろげるなんて
日本人の大好きな旅行♪
ブランドガニが有名になればなるほど
町も活性化するというわけです。
旅行会社の旅行プランには
カニ&温泉ツアーがたくさんありますよ。
温泉がない地域だって頑張っています。
カニの食べ放題、蟹の食べ比べなど
美味しいカニを求めて日本全国津々浦々
旅して回るのも楽しいですね。
高級ブランドのカニはタグ付き!品質保証で安心
実際にその土地に行けなくても、
ネットショッピングなら、PCやスマホから
全国各地のおいしいブランドかにを
購入することが可能です。
ブランドガニには
ブランドタグが付けられていて
品質が保証されています。
同じ種類のかにの場合、
見ただけでは産地がわからないので
タグをつけて差別化を図っています。
もちろん高い基準をクリアしたカニだけが
もらえるブランドタグですから
消費者も安心して購入できます。
「ふるさと納税」の返礼品としても定着
その他に「ふるさと納税」の返礼品として
地域特有のブランドガニを提供する
市町村もたくさんあります。
これもカニのブランド宣伝、
つまり町おこしの一環です。
今やふるさと納税サイトはいくつもあり、
楽天市場やYahoo!ショッピングでも
ふるさと納税を納めることができます。
返礼品の人気上位はやはり食品です。
カニはふるさと納税締切の年末に
ちょうど旬を迎えていますので
いつもの人気にプラスして
注目される返礼品の一つに違いありません。
お買い物感覚で自分が応援したい
全国都道府県に寄附ができます。
win-winの関係ですからお互いハッピー♪
大好きなカニを美味しくいただけますね。
人気のブランドガニにご注目!好きなのはどこの地域のカニ?
ズワイガニはブランドガニのオンパレード!
ズワイガニの魅力は甘みのある身と
濃厚なミソ!
お刺身もおいしいけど、かにしゃぶも最高♪
もちろん焼いてもお鍋でも堪能できます。
11月から3月が旬の季節。
生息範囲が広いのでブランドガニも
一番種類が多く、
以前から松葉がにや越前がにが有名でしたが
最近ではさらに細分化されて増えています。
各地域でブランド化を図っていますので
食べ比べも楽しいですね。
おいしいズワイガニはどこで食べられるのかしら?
【松葉ガニ】
松葉ガニは主に山陰地方で水揚げされる
ズワイガニで、下記の総称です。
●鳥取松葉ガニ - 鳥取県で水揚げされる
●香住(かすみ)松葉ガニ - 兵庫県香美町の香住漁港で水揚げされるズワイガニ。「香住ガニ」はベニズワイガニ。
●柴山ガニ - 兵庫県香美町の柴山漁港で水揚げされる
●津居山ガニ - 兵庫県豊岡市の津居山漁港で水揚げされる
●間人(たいざ)ガニ - 京都府京丹後市の間人漁港で水揚げされる
●大善ガニ - 京都府京丹後市の浅茂川漁港で水揚げされ、唯一の底引き船「大善丸」の名に由来
●若松葉がに - 脱皮して間もない雄の松葉ガニ
●セコがに、子持ちがに、親がに - 抱卵したメスの松葉ガニ
●加能(かのう)ガニ - 石川県で水揚げされるズワイガニで、名称は公募で決まった
●北海松葉ガニ - 北海道で水揚げされる、ロシア産のズワイガニやオオズワイガニも含めたカニ
出典:http://ja.wikipedia.orgスポンサードリンク
【越前ガニ】
越前ガニは、福井県沖で獲れる
ズワイガニのオスのことを言うそうです。
カニがオスとメスで呼び名が変わるとは
知りませんでした!
メスは「セイコガニ」と呼ばれ、
体はオスの越前ガニより少し小さいですが、
外子と呼ばれる卵が付いていて大人気だとか。
甲羅の部分に黒いブツブツがたくさんついているカニは、脱皮から月日が経過していて美味しいと言われています。
越前ガニを選ぶ時には注意をしてみて下さい。
おススメ地域は北陸・山陰・兵庫や京都だね。ブランドガニが食べられる宿を探そう!⇒ 「かに」料理自慢の宿泊プランを今すぐチェック
タラバガニでお腹満腹!大満足!
タラバガニはカニの王様と
呼ばれるだけあってサイズがでかい!
カニみそはあまりおいしくないので、
主に脚のおいしさを楽しむのがおススメです。
蟹鍋が一番人気だそうです。
でも、天ぷらもおいしいですよね。
11月から2月が旬の季節だ
と言われていますが、
流氷が溶けた後の4~5月も
甘みが増して美味しいそうです。
日本で出回っているタラバガニは
主にロシアやシベリア産ですから、
北海道などで捕れるたらばガニの
ブランド価値は高いです。
一度ハマると止められない毛ガニ
道産子の私にとってカニ=毛ガニです。
うまみ成分が凝縮されたようなコクのある
濃厚な味わい!
香ばしくて止められない止まらない
美味しすぎるカニみそ。
もちろんズワイもタラバもおいしいけれど、
個人的にはダントツ毛ガニ好きです。
北海道において毛ガニは通年捕れるので
特に筍のシーズンはないようです。
しかし、場所によって
漁獲できる時期が違うので
春はオホーツク海、夏は噴火湾、
秋は釧路および根室沿岸、冬は十勝沿岸が旬
とされています。
毛ガニそのものが
すでにブランド化しているせいか
地域としてのブランド化は
他のカニに比べて少ないかもしれません。
僕は夏の北海道が好きだけど、カニがおいしい冬もいいなー。
タラバガニも毛ガニも大好き。北海道旅行特集は見ているだけでワクワクしちゃう!みんなで行こうよ。
【長万部ガニ】
毛ガニのブランド化を図っているのは
長万部(おしゃまんべ)です。
ふるさと納税でも毛ガニを提供しています。
また駅弁「かにめし」は有名かつ大人気!
名実ともにカニの町です。
まとめ
カニは冬の味覚の王様!ブランド化が激化して、地域の活性化にも役立つのは良いことじゃないかな?美味しいカニを食べに旅に出たくなった人は、かにプランやツアーをチェックしてみよう。